関西人に学ぶ7つの会話術

2011年8月31日 | カテゴリー:コミュニケーション

江戸時代、「天下の台所」として商業の中心を担った大阪商人には、客とのやりとりに長けていました。お客さんの気分を乗せ、笑ってもらえれば、売り上げは上がると、商売繁盛を言葉と笑いで盛り上げました。その県民性は今でも引き継がれ、関西は話芸を中心に独特な文化圏を築いています。では、そんな関西に学ぶ楽しむ会話術7つのポイントの紹介です。
Photo by kimubert

1 リズム感がある

テレビでお笑い番組をみれば、そこで関西弁が行き交ってますよね。あのリズム感はやはり、関西弁の利点です。スピード感と抑揚の効いた話し言葉は文学にさえも取り入られることも多いです。日本を代表する作家であり、自身の作品に軽妙な関西弁を多用した谷崎潤一郎はあまりに有名です。

2 1つ聞けば5つ返す

例えば、道が分からず商店街を歩いてるおじさんに道を尋ねてみましょう。単に道順を教えてくれるにとどまりません。「その角の八百屋を曲がんねんけど、その八百屋のオヤジは実は…」と道順以外の小話を織り込んだりします。尋ねた人にとっては、無愛想な返答よりも気持ちが良いコミュニケーションとなりますよね。

3 地域性を誇りにしている

自分が暮らす街を愛する気持ちはやっぱり大切なものです。愛するからこそに、方言である関西弁を話すことにも、その愛情が出てくるものです。ですから、会話そのものが楽しいものへとつながっていきます。

4 気取ることより利を取る

関西の大きな百貨店の地下にある食品街を歩いてみてください。そこにはかつて下町にあった商店街さながらの店員たちとお客さんによる活気で満ちています。デパートの店員が集客しようと大きな声で自店の食品の宣伝をやっているんです。関西では「気取る」接客より、利を生む接客があることを感覚的知っているのです。

5 サービス精神旺盛である

会話を自分も楽しみ、相手を楽しませようという気持ちが多くの人に行きわたっているのが関西圏特有の文化ともいえるでしょう。単なる友人同士の会話でも、営業販売のセールストークにしても、会話に「笑う」要素を入れて楽しむのです。会話のセンスが皆良いとは限りませんが、その心意気は会話を快活なものにしてくれます。

6 物事をはっきり言う

全国展開をしている飲食店が関西地区に出店する際、頭を悩ますのがお客さんからの「クレーム」対応だといいます。もちろん、最近言われる常識外れなクレーマーとなっていまえば、それは考えものです。しかし、ここで読みとれる「自分の思ったことをはっきりと言う」ことは、大切な一面ももっています。例えば、和食屋で出された味噌汁があまりにしょっぱく煮立て過ぎてしまっていることにお店は気づいていない。となれば、それをはっきり告げてあげることは、お店にとっても不利益なことでは決してないですよね。

7 気持ちよく笑うことを大切する

「笑いあれば、全て良し」といえば、あまりに「テキトー」な文化といて捉えられかねません。しかし、関西では、日常的に笑いが深刻な状況を打破する場面が多くあります。気持ちよく笑えることは、些細なことなら一掃してしまう力があることを皆が体感しているのでしょう。ほんの小さなことで停滞してしまう人間関係でも笑うことを共有してしまえば、スムースになることもあるんです。

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