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幕末偉人に学ぶ5つの生き方

2011年9月16日 | カテゴリー:人生歴史

長引く不況、雇用問題、震災からの復興、たくさんの問題をかかえますます先行きが見えない時代となっています。外国からの圧力を受け、国の存亡がかかった危機的状況であった幕末も、もちろん困難を乗り越える国としての力が求められる時代でした。弱体化した幕府をたおし、新しい国のありかたを求めて、たくさんの偉人たちが活躍しました。そんな幕末の偉人に学ぶ5つのポイントの紹介です。

Photo by light03

【1】西郷隆盛にみる男気

上野公園にある犬を連れた西郷の着流し姿の銅像をみると親しみがわいてきますね。薩摩藩士として知名度が高いことから、恵まれた境遇で生涯を全うしたというイメージが持たれているかもしれません。しかし、順風満帆な人生であったわけでなく、西郷隆盛は5年に及ぶ島流しの処罰を受けています。

きっかけは、薩摩藩と朝廷の橋渡し役であった月照という僧をかくまいきれず、藩から月照を惨殺する命が下ったとき、保護できなかった自分を罪に感じ、月照と入水自殺をはかったことにあります。西郷は奇跡的に一命をとりとめますが、その命をかけてまで自分を貫く男らしさは、後に薩摩藩を引率するリーダーとしての資質の表れとも言えるでしょう。

【2】吉田松陰にみる教育のありかた

松陰といえば叔父から引き継いだ私塾・松下村塾の主催者、教育者です。松陰の下で学んだ門下生の中から、後の倒幕、明治維新で活躍する人物を多数輩出しています。久坂玄瑞、高杉晋作、伊藤博文、山県有朋など、門下生ではなかったが松陰に兵学を学んだ桂小五郎(後の木戸孝允)など、著名人多数です。

当時、身分制が強かった時代に松陰は、身分の区別なく学ぶ熱意があるものなら私塾に受け入れ教育を行いました。学ぼうとする情熱と教育しようという情熱がある、分かり易いシンプルなことに、教育の本質を学ぶことができます。

【3】大久保利通にみる嫌われモノである強さ

維新の三傑といわれる大久保ですが、西郷隆盛のように皆から愛されるイメージはありません。むしろ、その西郷を最終的に死に至らしめた冷徹な嫌われ者としてのイメージが強いです。

維新後の新政府でも武士からの反感に屈することなく廃藩置県や版籍奉還など、世界列強に後れを取った日本の中央集権化の基盤作り、近代化を積極的に推し進めました。後に武士に暗殺されるのは、もはや必然的であり、大久保自身覚悟を決めての政治の推進だったのでしょう。

自分の命だけ惜しければ、リスクばかりに目がいって実行力を失う指導者が多いものです。しかし、大久保の日本という国家のため、国民のために、嫌われながらも正に命がけで政治に取り組む姿勢に学ぶべきところはたくさんあります。

【4】勝海舟にみる先見性

勝は幕府につかえる幕臣でありながら、開国を唱える奸物と知られ、日本のためには幕府が滅ぶことも必要だという考えを持っていました。あの龍馬を愛弟子として、思うように行動が取れない自分に変わって、龍馬に自分の構想を託していました。組織に入ってはそれに従うばかりでなく、しっかりと現状を把握し、眼を曇らすことなく先を見通す力は今の社会においても必要です。

【5】坂本龍馬にみる柔軟性

日本歴史上もっとも人気がある偉人ともいえる坂本龍馬には、さまざまな伝説的エピソードがあります。剣客として知られる男の長刀をさして、「短刀のほうがかえって役に立つ」と言います。次にその男が短刀をもって龍馬に会ったときには、龍馬は西洋の最新技術であるピストルを片手にぶっぱなしました。

さらに、次にふたりが一緒になったとき、龍馬は書物を携え、これからは武力でなくて知力の時代だと言ったそうです。この周りの常識にとらわれない柔軟な発想に学ぶところは大きいです。

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