禅から学ぶ5つの生活術

2011年11月12日 | カテゴリー:人生


仏教の教えに基づいた『禅』には、生活にいかせる様々な知恵があります。そこで今回は、「禅から学ぶ5つの生活術」を、あまり堅苦しくならずに紹介したいと思います。
Photo by photost.jp

【1】脚下照顧(きゃっかしょうこ)してみる

脚下照顧とは、自分の足元を見るということです。そうすることで、自分の心を顧みようというメッセージが込められています。生活は、小さなところからほころびが生まれるものです。たとえば靴を脱ぐときは、どんなときであれしっかりとそろえるようにしてください。履き物の乱れは、心の乱れにつながるのです。

【2】前後際断(ぜんごさいだん)を知る

前後際断とは、時間というものは必ずしも連続していない、ということです。昨日は昨日であり、明日は明日なのです。それらは隔てられており、絶対的に結びついているわけではありません。であるならば、余計な迷いを捨てて、今日一日を精一杯生きよう、という気持ちになってくるはずです。いま生きている、一瞬一瞬を大切にしてください。

【3】動中の静(どうちゅうのじょう)を保つ

動中の静とは、どんなに騒がしいところにいたとしても、常に心の静けさを保ちましょう、という教えです。日常生活においては、周りにあわせてテンションを上げていかなくてはならない場合もあるでしょう。しかし、どんな時であれ、心に冷静さを保っていると、いざというときに良い判断を下すことができます。

【4】割鏡不照(かっきょうふしょう)と割り切る

割鏡不照とは、済んだことをくよくよするなという教えです。割れてしまった鏡は、照らしかえすことはありません。そのことを後悔してもしかたがないのです。たとえ逆境に立たされたとしても、それを前向きに使う強さを身につけてください。

【5】行住坐臥(ぎょうじゅうざが)を美しくする

行住坐臥とは、日常における立ち振る舞いの基礎となるものです。その名の通り、行く・留まる・座る・横になるの四つの動作です。清らかな生活をする上で必要なことは、なにも難しいことではありません。基本的な動きから気を引き締めることで、身も心も美しくなっていくのです。態度の悪さは気の緩みから生まれるので、どんなときも気を引き締めて行動してくださいね。

いかがでしたか。『禅』といっても、そんなに身構えることなく、身近なものとして受け入れることができたのではないでしょうか。上記を参考にして、よりより生活を過ごしてみてくださいね。

Get Adobe Flash player