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誤用・誤解がまかり通っている10の言い回し・語句

2011年11月29日 | カテゴリー:豆知識


普段我々が何気なく使っている慣用句や言い回しの中には、多くの人が昔から誤用してきたものや、全く違う意味で捉えられてきたものが結構あります。ここでは、そういったものの中から、特に誤解・誤用してきる人が多そうなものを10コ抜粋してみました。
但し、言葉というのは時代と共に変遷してくものでもあるので、これらの中にも、今では間違いとは言い切れないものもあるかもしれません。ちなみに、下記に紹介する言葉以外にも誤用は数多く存在します。自ら探してみることも、知識の発見という意味では一興かもしれません。

【1】愛想を振りまく

「愛想がいい」との混同から、「愛想を振りまく」という言い回しが昔からよく使われていますが、厳密に言うと本来は「愛嬌を振りまく」というのが正しい言い方のようです。ただし、「愛想を振りまく」という言い方も、あまりにも古くから常用されてきた言い回しなので、全くの間違いとは言えなくなっています。

【2】汚名挽回

これは完全な誤り。「汚名」など挽回したくない筈です。正しくは「汚名返上」です。挽回するなら「名誉挽回」となります。

【3】なので~である

「なので、~である」というように、文頭からいきなり「なので~」と始める用法は誤りです。正しくは「~なので、~」というように、「なので」はあくまでも何らかの文章に続ける使い方となります。

【4】何気に

話し言葉でよく使う言い回しですが、正しくは日本語にこのような言い回しは存在しません。「何気ない」という形容詞なので、副詞として使うなら「何気なく~する」となります。

【5】姑息な

「姑息な手段」といった使い方をよくしますが、この時、“姑息な”という言葉は「卑怯な」とか「卑劣な」という意味のつもりで使用されています。しかし、“姑息”という言葉は本来、「根本的な解決ではなく、一時しのぎ(その場逃れ)をする事」という意味なのです。

【6】確信犯

「故意的に敢えて良くない言動を行う人」というような意味で使われているこの言葉。実は元々、「道徳的、宗教的または政治的信念に基づき、本人が悪いことでないと確信してなされる犯罪」という意味で、あくまでも本当に“これは正しい手段なのだ”と信じ込んで起こした犯罪に対して使われる言葉なのです。ここから転じて、「悪いことだと分かっていながら行われた犯罪や行為」を意味するようにもなりました。

【7】情けは人の為ならず

「情けをかける事は、人(相手)のためにならない」という意味に誤解されている事が多い言葉です。しかし、正しくは、「人に情けをかけていれば、めぐりめぐって自分にもよい報いがあるもの。だから、誰にでも親切にしておいた方が良い」という意味です。

【8】おもむろに

「突然、思い立ったように」などという意味で使われていますが、これも間違いです。「ゆっくり、落ち着いて」というのが正しい意味です。

【9】敷居が高い

「高級すぎたり、上品すぎたりして取っ付きにくい」という意味合いで使われている事が多い、この言葉。本来は「相手に不義理を働いている為、会いにくい」といった意味を示しています。

【10】憮然

よく「不機嫌さ」や「立腹している様」を表す言葉として用いられるケースが多いですが、正しくは失望したり、落胆する様を指しています。立腹している様を表すなら、「憤然」という言葉のほうが意味合いとして正しいでしょう。

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